第1回 うぃるぱん!アピール大作戦 実行報告書

うぃるぱん! 管理人 びわ。


●導入編●  ●実行編1●  ●実行編2●  ●感想●


5曲ほど歌ったところで、雨がポツポツと降ってきてしまった。持っていたプレゼントの紙袋が破れてしまう。中身のあぶらとり紙も濡れちゃう。CDも雨にぬれてしまったらサインしてもらいにくい・・・などと、いきなり打算的なことばっかり思い浮かぶ私。
最後の1曲「WuHa」を歌い始めた頃には大粒・・・というかバケツひっくり返したような雨が・・・。全身ずぶ濡れになってしまったので、このままステージにかぶりついて見ていようかとも思ったけど、次のサインに並びやすいようにとJさんがステージ前から離れようと誘導。
人垣の向こうで「WuHa」を歌うウィルをほとんど見ることができなかったのが唯一の心残り。結局、プレゼントの入った紙袋も半分くらいよれよれに・・・。これを渡すのか?と躊躇しているまもなく、大雨の中サインの列ができはじめた。このサインの列はちょっとした修羅場、係員が叫んでいる、何をいってんのか私にわかるわけもない。何がなんだかわからないうちに数分で順番が回ってきた。ステージに上がる私とJさん。
妄想訓練を思い出す暇もない。え!私、何をするんだっけ??だ、だれか、たすけて・・・。
と心臓がバクバクしている。係りの人がCDを出せというジェスチャー。わけもわからず、CDを差し出しているうちに、ウィルが目の前に!
あわわわわ!「こんにちは!我從日本來的。」ウィル、私のCDにサインしている。
あわわわわ!アピールカードを慌てて取り出し、ウィルに無理やり押し付ける私。
カードの内容をちゃんとウィルは確認してくれた。目が輝いている(妄想?)。
もう一つ、あぶらとり紙を渡すが、あぶらとり紙の中国語がわからない(しらべとけよ!)。仕方ないので「じゃぱにーず おいるふりーぺーぱー!」と顔をペタペタするジェスチャー付きで説明。そうすると「OKOKわかったよ。」と子供に微笑みかけるようにうなずいてくれた。そして、しっかり目を合わせながらかわいらしく日本語で「アリガトウ!」と言ってくれ、握手。
全然自分が何をしているのかわからないままぼけ〜っと列を離れた。サイン入りCDを受け取るのも忘れるくらい動揺。

プレゼントとアピールカードは横にいたスタッフがちゃんと袋にしまって、プレゼントコーナーに片付けていた。あのまま片付けられてしまうのか・・・・(そんなんだけちゃんと確認している私)。
本当にここ数ヶ月思い続けていたウィルと言葉を交わし(おおげさ)、握手を・・・?
あんなかわいらしいお顔を至近距離で拝んで・・・?
日本語で「アリガトウ!」って・・・?
私、やったわ!やったのよ!誰か褒めて!(勝手な大作戦です、誰も褒めません)
大雨で全身ずぶ濡れのめちゃめちゃな姿で握手してもらったのが、今思うと・・・。せめて、普通の姿で会いたかった。普通でさえやばいというのに・・・。


まだまだサイン会は続いている。うろうろしていると、ウィルの事務所の男性(以下井筒監督)を発見。Jさんにあの人にもアピールカード渡しておいたら?と促され、ズカズカと歩み寄る私。
めちゃめちゃ怪しげな表情を浮かべる井筒監督。Jさんが中国語で、日本から来たんですと説明(たぶん)。すると途端に井筒監督、顔がぱ〜っと笑顔になる。すかさず、ウィルに渡したアピールカードと同じ(予備でもう1枚作っていた)カードを手渡す。井筒監督、さっと目を通しとても嬉しそうにしていた。井筒監督でいいから、一度うぃるぱん!を見にきてくれるといいなぁ・・・と欲をかく私。
井筒監督の隣にいた女性は記者だと紹介される。会釈してその場を離れる(詳しくはJさんの報告書をごらんください)。
その後、サインの列がどれくらいなのか見に行ってみると・・・。
・・・ありえない!
こんなに人いたの!?
何時間待ちするつもりなんですか?というくらいの人、人、人・・・。

列が3重になっているのです。ほんの数分でサインをしてもらえた私はJさんに心の底から感謝しました。
あのずぶ濡れのままこんな長蛇の列に並んでいたら、風邪はまちがいないし、この後残された数日の台北ライフをふいにするところでした。



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